いよいよ八戸のまちが一年でいちばん賑わう季節がやってきます!
八戸三社大祭といえば、色とりどりの山車が大通りを練り歩く迫力や、毎年工夫を凝らした題材も見どころですよね。
「今年の山車はどんなテーマ?」「どこでじっくり見られる?」と気になっている方へ、2025年の山車題材や組一覧、作り方の裏側まで、分かりやすくご紹介します。
2025年の山車題材は?その見どころ
八戸三社大祭の顔ともいえる山車。
2025年の題材で目立つのは「三国志」や昔話の「かぐや姫」など、歴史や神話、歌舞伎、伝説をテーマにしたものが多いんです。
「三国志」の勇ましい場面を表現した山車は、制作が大詰めだとか。
「かぐや姫」は幻想的な世界観で、小さい子も大人もウットリしそう!
題材は山車組ごとに違い、毎年“どんな物語が飛び出すかな?”とワクワクします。

2025年は三国志にかぐや姫…歴史や物語の世界が街にあふれる予感!
山車組の順番と2025年度の一覧
2025年は全27の山車組が登場予定!
順番は毎年変動しますが、神明宮・龗神社・長者山新羅神社にゆかりある行列と、その後ろに附祭の山車が続きます。
「賣市附祭山車組」や「鍛冶町附祭若者連」「白山台山車組」など町ごとに山車組があり、子供からシニアまで地域一丸となって山車運行に挑みます。
出発順やタイムスケジュールは公式パンフレットや特設サイトでチェックできます。

町ごとに“自慢の山車”!順番も見どころのひとつ!
山車の作り方、素材と仕掛けの工夫
「山車ってどうやって作るの?」という方に…今や主流は発泡スチロール!
かつては竹と和紙が基本でしたが、今は細かい造形ができて軽くて丈夫な発泡スチロールに和紙を貼り、カッターや専門道具で細工します。
ヒートカッター(熱線)で繊細な造形もバッチリ。
仕掛けは山車中央にフォークリフトの部品を活用したリフターなどを使い、高さが4mから最大11mにも変形!
動くパーツ、光や煙の演出も取り入れ、遠くからでも迫力満点です。

発泡スチロール+ヒートカッターで細部まで再現!仕掛けがワクワクさせてくれる~
山車はどう動く?エンジンや運行のウラ側
八戸三社大祭の山車は「曳き山車」。
基本は人力ですが、大きな山車には台車にエンジン(補助動力)が付くことも。
山車の下に小型エンジンを仕込み、必要な場面ではエンジンで補助推進。
山車の変形や人形の上下運動も、手動に加えて電動ウインチやリフターを活用しています。
もちろん、昔ながらの「引っ張り隊」も健在!
市外の人や観光客でも山車引き体験できる制度も人気です。

巨大な山車の迫力の秘密は“人力×エンジン×仕掛け”にアリ!
山車の展示・見学スポット&じっくり楽しむコツ
八戸三社大祭の山車は、7月31日(前夜祭)と8月4日(後夜祭)に八戸市中心街と市庁前広場で一斉展示!
ライトアップされた山車とお囃子が幻想的な夏の夜を彩ります。
運行中とは違い、細部や仕掛け、衣装、表情を間近でじっくり見られるのも展示ならではの醍醐味。
期間外でも「ユートリー」「八戸ポータルミュージアムはっち」「八戸市庁」などでミニ山車や実物大ハーフカットの山車が常設展示されています。

山車は“動くとき”も“止まっているとき”も両方楽しみたい!
ミニ山車作りと気軽な参加もアリ!
はっち館内ではミニ山車の展示や山車作り応援イベントも。
2025年は7/31~8/15の期間、皆さん手作りのミニ山車がはっち館内にずらり!
子どもと一緒に工作感覚で山車作り体験もできます。
公式展示は申込制ですが、見るだけ・参加するだけもOK。
山車作りに興味のある方は、応援企画や見学会、イベントへ足を運んでみて!

ミニ山車はおうち工作にも♪家族みんなで楽しめそう!
まとめ:2025年も山車と一緒に熱くなれる夏へ!
約300年の歴史と市民の熱意がギュッと詰まった八戸三社大祭の山車。
2025年も、力作揃いの山車が八戸の町を彩ります。
物語性や仕掛け、現代技術も取り入れて、毎年新しい発見が待っている山車。
今年も“見る・作る・参加する”全部楽しむ気持ちでお祭りを満喫してはいかがでしょうか?

今年も山車で八戸三社大祭を満喫!夏が待ちきれない~
コメント